屋根のリフォームの3つの種類
屋根のリフォームには、大きく3種類あります。
評判が高い理由は?
- 塗り替え(塗装)
- 重ねぶき(カバー工法)
- 葺き替え(屋根材交換)
屋根の状況や劣化具合、以前のリフォームからの年月を考慮して、最適な工法を選ぶ必要があります。
塗り替え(塗装)
- 概算費用: 30~50万円
- 工事日数: 3~5日間
- ポイント: 外壁塗装と一緒に実施するケースが多く、屋根だけ単体で塗装する場合に別途足場代(約15万円)ほど追加となる。
- 耐久年数: 10~15年
注意するポイント!
- 塗装工事実績が明確に分かる会社であるか?
- 塗装工程は適切か? 下塗りがきちんとあるか?
- 保証書があり、何年保証か明記されているか? 一般的は5年が多い。
- 塗った後の状況を写真で撮ってくれるか? 見えない場所でもきちんと確認する。
重ねぶき(カバー工法)
- リフォーム費用: 50~200万円
- 工事日数: 約1週間
注意するポイント!
- 既存の屋根を解体せずに、上から覆うように施工する方法。解体費、処分費が浮き、葺き替えるよりも安く済む。但し、年数が経っている場合は葺き替える方が良い場合もあるので、専門家による現地調査が必須。
屋根葺き替え工事
- 概算費用: 100万円前後 *10,000円/㎡が相場
- 耐久年数: 20~30年 屋根材により異なる
- リフォーム期間: 約2週間 *天候によって延期される場合が多い。
注意するポイント!
- 1.『無料点検』を強引にすすめる業者
無料点検といわれ屋根を点検してもらったら、割れた瓦や、ズレている写真を見せられ、葺き替えを強引にすすめらたというケースが多々あります。その写真は他の家のものだったり、自分で割って写真を撮ることもあります。 - 2.やたらと不安をあおる業者
「瓦がずれていますよ!」「今すぐしないと家が全部ダメになる!」という言葉で不安をあおり、その場で契約を迫る業者は相手にしないことです。 - 3.大幅な値引きをちらつかせるリフォーム業者
最初から大幅な利益を上乗せした見積もりを提示し、「キャンペーン期間なので、今なら25%値引です!」 という業者もいます。
屋根のメンテナンススパンは?

屋根の素材や塗料にもよりますが、10年おきに「塗り替え」を行い、30年目過ぎた頃に「ふき替え」というのが大まかなリフォームのサイクルです。
住んでいる方にとっても、屋根の現状がどのようになっているか分かりませんよね?
見えない箇所だから、リフォーム業者の言いなりに・・・という方も多く、またリフォームの中でも特にトラブルが多い箇所が「屋根」です。だからこそ、家の雨をしのぐ大事な屋根をきちんとリフォームすることが第一優先!
その正しい屋根のメンテナンスをするには、リフォーム担当者の方にきちんと現状の屋根の状況を見てもらい、どのようなリフォームの選択枝があるか教えてもらうのが大事です!選択枝は1つではないはずです。それぞれのメリット・ディメリットを教えてもらえる業者を見つけるのが最も重要なカギだと思います。
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