ガーデンルームでの失敗談
- 台風の時に雨漏りが・・・
- 隙間から虫が入ってくる・・・
- 夏場は暑くて使えない・・・
- 固定資産扱いになるかがグレー
- 費用をよく知らずに契約してしまった・・・
台風の時に雨漏りが・・・
ガーデンルームをサンルームと同じようなイメージをされている方が多いと思います。
よく言われているサンルームは、建物側と一緒になった、増築工事で作られているものです。
つまり、サンルームは、防水性があるので、雨漏りは通常ありません。
一方、ガーデンルームは、サンルームの増築のように、建物基礎を作るような工事を簡易化された商品になります。
屋根素材はポリカーボネートで、気密性や水密性が、サンルームよりも劣るのが欠点です。
雨漏りするなんて聞いてなかった・・・失敗したわ。
上図:リクシルのガーデンルームGFに記載している注意書き
注意書き
地域・気候・使用状況などにより結露が発生したり、豪雨などの悪天候時にはガーデンルーム内に雨水が入り込むことがありますので、雨に濡れて困るものは置かないようにしてください。
また、ガーデンルーム内で使用する製品(電化製品など)は耐水、耐候性能を確認したうえで使用してください。
隙間から虫が入ってくる・・・
当然ですが、ガーデンルームは住宅の造りとは異なるので、気密性がありません。
つまり、小さな隙間がある造りになっておりますので、夏場などは小さな虫が入ってきてしまいます。
夏場は暑くて使えない・・・
読書のための場所、趣味室にしようなど、夢があるのがガーデンルームですが、実際は夏場は暑くて利用できません。
失敗談で多いのが、ガーデンルームにしなくて、ウッドデッキにテラス屋根をつけるぐらい開放的で、安価な方法でも良かったわ。という感想です。
期間限定的な利用になりがちなのが、ガーデンルーム。
けっして、物置スペースにしないでください!
ガーデンルームは固定資産扱いになる見解がほとんど!
ガーデンルームは固定資産税の課税対象になるか微妙論①
ガーデンルームは、固定資産扱いになるかがグレーな扱いです。
固定資産の対象となる建物は、風雨がしのげるような作りになっているかどうかが焦点ですが、ガーデンルームの場合は、台風など大雨の際は風雨を完全にしのげていないので、微妙ですよね?
ガーデンルームは見解が異なる商品になるので、最終的には役所の判断となります。お住まいの市町村に聞くのがベターです。
ガーデンルームは固定資産税の課税対象になる論①
理由は、不動産登記法の床面積条件にある「天井があり、3方向以上が壁やガラスなどで囲まれていて、床から一番高い天井までの高さが1.5m以上の部分」にガーデンルームが該当する。という見解。
ただ、固定資産税の課税対象として、延べ床面積に含まれたとしても、年間何万円もかからない(約1万円ぐらいが目安)ので、良しとして判断するのもありかも?
ガーデンルームは固定資産税の課税対象になる論②
理由は、建築基準法における建築物になる点。建築物とは「屋根や壁で覆われているか?」「土地に固定されてるか?」「何に使うものか?」か、ややグレーな定義になっているので、お住まいの市町村等によって変わるケースがあるとのこと。
固定資産税の担当部署に固定資産税の対象有無を確認してみるのもあり!
ガーデンルームは確認申請が必要?
ガーデンルームが増築扱いになると、建築確認申請が必要となります。
確認申請とは、建物とみなされるので、建築基準法に違反していないか?見られ、費用も発生します。
ただ、10㎡以下の場合は確認申請が不要です。
一般的なガーデンルームのサイズなら、10㎡以下なので不要となります。
ガーデンルームのサイズ選びに、10㎡以下のポイントを覚えておきましょう!
費用をよく知らずに契約してしまった・・・
ガーデンルームは、価格帯に大きな幅があるリフォーム工事です。
サイズやデザイン、素材によって価格が変わるので、打合せ時に仕様が変わって、気づいた100万円以上も金額がアップしたってこともありえます!
一般的なガーデンルームの相場は、工事費も含めて、約100万円~150万円が相場です。
ガーデンルームの施工業者の選び方
ガーデンルームの工事は、リフォームの扱いになります。
以前までは、自分でインターネットで業者さんをサンルームの工事をできる業者を探して、とても面倒くさい作業をしていたのですが、最近では、リフォームの一括見積サイトを多くの方が利用しています!
代表的なサイト:リショップナビ
とりあえず、見積がほしいけど、もし合わなかったら、業者さんに断るのが嫌だなって方にも、ネット上で断ることができるので、安心できるのが特徴!
まずは、リフォーム版一括見積サイトを利用してみてはいかがでしょうか?